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神奈川証言集会

 投稿者:増田都子  投稿日:2006年 9月20日(水)22時34分59秒
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  こんばんは。増田です。

 18日は、午後2時から横浜で、元中国帰還者連絡会の絵鳩 毅さんの神奈川証言集会『私が中国でしたこと』(神奈川県民サポートセンター305会議室)がありました。夏の合宿にもこられた方に誘われたのと、絵鳩さんには以前、手紙をいただいて、それを紙上討論の教材にも使わせてもらっていたので、直接お会いしてお礼を言おうと思ったからです。それで集会が始まる前にお礼を言い、拙著2冊『中学生マジ・・・』『教育を破壊するんは誰だ!・・・』を読んでいただけるように渡しました。

 絵鳩さんは今年93歳になられるのですけど、70代くらいにしか見えない若々しい方でした。旧制水戸高校から東大哲学科に入り、文部省に入ったものの、大学教授・河合栄二郎の思想調査を命じられ、耐えられなくて辞職し、高校の先生になっていたとき、召集。幹部候補制試験は受けず、二等兵となり、中国で、捕虜の刺突訓練をせざるを得なかったこと・・・13歳ぐらいの少年が彼の足にすがり付いて「家に母は一人しかいません」「どうか家に帰してください」と泣くのを、良心が揺さぶられながら、それでも、「彼の願いを聞くことは自分の命と引き換える覚悟がいる。それができなかった」・・・と、とてつもなく重い体験を、淡々と語ってくれました。

 それを命じた大隊長は要領のいい男で、シベリア抑留されても、1年ぐらいで帰国でき、なんと!? T市の教育長をしたとか・・・つい先日亡くなったそうですけど・・・

 絵鳩さんはシベリア抑留から中国に送還され、収容所ながら、本当に人道的な処遇を受け、中国人がコーリャン飯を一日に二度しか食べられないのに、日本人戦犯には3度の白飯が出されたこと、一切強制はなかったこと(都教委ラーゲリの、あの下劣極まりない「研修」という名の懲罰・イヤガラセ!? と比せよ)・・・その中で、それでも数年、自分の罪の自覚ができなかったこと、など率直に語られ、「どうか、これからの若い方々は、きちんと戦争の反省と謝罪のできる政府を作るように努力してください」と言われました。

 そのあと、高齢化で解散した中帰連を受け継ぐ「撫順の奇蹟を受け継ぐ会」の若い(30歳とか)編集者・ライターの熊谷伸一郎さん(「週刊・金曜日」にも、よく書いてらっしゃいますよね)が、会を引き受けた理由・・・初めて加害体験を聞いたのは女性戦犯法廷での旧日本兵の方の中国でのレイプ加害体験だったこと、はじめは、そこまで公衆の面前で告白しなければならないのか、と違和感を抱いたけれど、被害女性が「これで私は、やっと日本兵を許せる」と言われるのを聞いて「真の和解」の可能性を、ここに見たことなどを話されました。

 本当に、このお二人のお話を中学生たちにも聞かせたいなぁ・・・現在、この「受け継ぐ会」は全国に10箇所できていて、本日は「神奈川支部」の立ち上げも兼ねていたそうです。最後に、私が『まとめ』というか『感想とアピール』を5分で、させていただきました。熊谷さんは、「直ぐ事務局会があるので署名に取り組むように提案します」と言ってくれましたし、その他いろんな方が協力を申し出てくださいました!

 参加者は51名ということでしたが、18日も充実した集会でした!
 
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